子供によって本当にそれぞれ特性や困りごとって違うのに、
保育園や幼稚園と違って6年通い続ける小学校って…
しかも、決めないといけない期間が割と短くて焦りますよね?
さらに、年中・年長と急成長したり停滞しみたり…判断にとても迷いました。
発達っ子ママうちの子頑張れば普通級?
いや、支援級の方があってる?
ごきげんママわが子にとって何がベストか迷うよね…
支援級って実際どうなのかわからない中で、正解がなさすぎて決断に迷うところです。
結論、我が家の長男は特別支援学級に決めました!
この記事では長男(自閉スペクトラム症)を支援級に決めたポイントと
在籍して半年以上経過したわが子の様子をお伝えします!
このブログにたどりついた方は、少しでもわが子が
楽しい学校生活を送って欲しいと願っているはずです。
そんなわが子のために一所懸命、悩みに悩んでいるママ・パパに向けて
私と我が家の長男の体験談が少しでも参考になれば幸いです。
結論:長男は特別支援学級に在籍決定
年長時点の本人の様子や特性を見て支援級に決めました。
子供たちの特性とか性格とか本当にその子によってそれぞれ過ぎるのですが
参考程度に見ていただければありがたいです。
長男の特性
長男は3歳5ヵ月頃ASD(自閉スペクトラム症)で知的は境界域と診断されました。
今は定期診察のみで発達外来へ通院しています。以前は言語訓練と作業療法にも通っていました。
母子通園の療育も約3年間通いました。
今は放課後等デイサービスを利用しています。
小学校の見学へ!
我が家は地域の小学校(特別支援学校ではない小学校)へ見学に行きました。
長男と療育の先生と夫と一緒に見学に行きました。
普通級(通常学級)の見学
場所見知り&人見知りをする長男ですが、事前に個別の就学前相談で1回小学校に行って
本人なりの見通しがあったこともあり、幸いにも小学校に入学することを楽しみにしてくれいました。
ワクワクで教室に向かっていましたが、さすがにたくさんいるお兄さんお姉さんにど緊張w

終始私と手をつないでいましたが、自分から教室に入っていったのでもうそれだけで花丸でした。
本当は、1年生の黒板に向かって座って授業を受けている姿を見たかったのですが、
時間の都合で2、3、4年生の授業を見ることに。(たしか理科と国語と社会)
4年生のタブレットを使った授業などをみて、こういうこともあるんだなと参考になりましたが
近い将来の長男の学校生活へのイメージが湧きにくいなとその時ちょっとモヤモヤしていました。
ちなみに、肝心の1年生は体育の授業でした。
支援級(特別支援学級)の見学
長男が通う小学校には支援級が6クラスありました。
その中で知的クラスと情緒クラスと見たのですが、
ちょうど同じ国語の教科書のそれぞれのクラスの授業を見たのですが、教えているポイントが全然違いました。
二つのクラスに違いはありましたが、長男は支援級での見学時は表情も柔らかく
あちこち自由に教室の中を探索したり、リラックスしている感じだったので
長男は支援級の方が過ごしやすそうだと感じました。

人数は最大で7人ほどのクラスで、みんな学年がバラバラなので
支援級で過ごさない授業もあるため、全員そろっている時間は少ない印象でした。
偏食長男の給食体験
長男は偏食があります。
偏食なお子さんあるあるですが、嫌いなものより食べれる物をあげた方が簡単ですよね。
- ゆかりご飯or白ご飯
- 特定のからあげ
- フライドポテト
- アンパンマンポテト
(どっちもポテトやないかーい)
私の心を穏やかにする為に、主食と肉と野菜食べれるやんOKって思ってました。
お菓子全般はバクバク食べるので口の中が感覚過敏という感じではなく
長男の場合は心理的なハードルが富士山ぐらい高い?みたいな感じです。
なので、心を許した食べ物しか口にしてくれませんでした。
そんな長男ですが
年長の夏の終わりごろから

「僕、給食食べないといけないから学校嫌だ。」言い始めました。
ですがこれは想定内でしたので、事前に給食の見学体験は予約していたのですw
- 学校の給食の雰囲気を感じてもらう
- 給食の流れを知って見通しを立てやすくする
- 給食の時間に困ったときはどうすればいいのか練習する
なので支援級での給食体験をすることになりました。
ちなみに支援級での給食体験はこちらからお願いしてやらしてもらいました。
小学校の方も全然大丈夫ですよ!と受け入れてくださいました。
給食の体験をするよと、前の日に言うと嫌がってもう家から出れないかもしれないので、
療育の先生と相談して本人はさらっと当日伝えることに…
長男は慣れない場所での給食体験に強い不安を感じていました。

当日、支援級の先生が良かれと思いタブレットで見せた献立(けんちん汁)の画像がきっかけで、泣き出してしまいました。
ですが、支援級のお兄さんお姉さんたちが苦手な食べ物を減らしてもらう姿を見て安心し
長男も小さな声で給食を減らすお願いをすることができました。
プレッシャーの中、白ご飯と普段食べないデザートのゼリーを完食し
食べれない分は残していいよといってもらい、給食が終わると別人のように元気になりましたw
慣れない場所で食べれたことの達成感と、給食が終わったことの解放感でめちゃくちゃテンションが高かったですw
これで入学前の不安がすこしでも減るきっかけになったのではと思いました。
本人の意見に迷う母
小学校見学後の本人の気持ち
いろんな場面を見学できた長男に、改めて支援級と普通級どっちがいいか聞いてみました。
ごきげんママお友達が多い教室と少ない教室どっちがいい?
長男「お友達がいっぱいいる教室(普通級)」がいい!
ちょうどこの頃は、お友達と遊ぶことが楽しくなっていた時でもありました。
だけど質問の仕方がこちらのイメージと長男のイメージとズレた感じがして
微妙だったかなと思いましたが、本人が意思を示してくれていたので
頑張れば普通級でも過ごせるのかなと頭をよぎりました。
普通級が本人の成長につながる?

長男は年長に入ってからは人とかかわることが好きなタイプに変わったのと、
お友達パワーで色々刺激を受けて成長している姿を見ていたので
本人の成長には普通級がいいのかなとも考えていました。
しかし、長男が想像できる一番の不安、給食が支援級で食べれなくなるので
長男に寄り添う暇なんてなくなってしまい、もう小学校楽しくない!ってなるのも
支援級か普通級で迷う部分でした。
丁寧に対応してもらえる支援級がいいのでは?
6年間通う場所だから、簡単に決められない、頭がハゲそう!
そんな感じで悩んでいました。
でも長男の様子を見るとやっぱり支援級がいいんじゃないかと思いました。
給食の問題もありましたが、一斉の指示の内容がどうしても頭に入らなかったり
わからないことはすぐに聞かないとストレスを感じるようだったので
一斉に指示を出されて、ついていけずに本人が苦しむ結果になるぐらいなら
支援級にして「自分でできた!」を増やしていく方向が
楽しい学校生活になるのではと考えました。
結果:支援級に在籍してよかった
支援級に在籍して半年以上が経ち、本人も小学校が楽しい。保育園もよかったけど小学校の方がいいと言っていて、2年生も支援級で行きたいと意思表示をしてくれています。
担任の先生も優しい先生だよ!と本人も言っていたのでよかったです。
親的になにがよかったと言うとまずは
*本人が楽しく学校に通えていること
*長男のペースを大事にしてくれること
*連絡帳で毎日一言先生から学校の様子を教えてくれること
*持ち物とか毎回チェックしてくれること(助かります)
そして給食で本人からこんなの食べたよという報告!!!
今まで食べてこなかったカレーライスをおいしいといって食べていましたよという先生からの報告!
学校終わって放課後等デイサービスに行っているのですが、めちゃくちゃ荒れるかもと心配していましたが、思ったより荒れませんでした。(もちろん荒れる日もありますが、荒れ方がおとなしくなったと言う感じでしょうか)
結果よかったことが多いのですが、長男が環境に慣れてきた分少しずつトラブルも増えてきました。
ですが小学校に行き始めて長男は短い期間で大きく成長してくれました。
自分でできた!がたくさんあるようで、いろんなことにチャレンジしようという気持ちが芽生えてくれて
とても感動です。
チャレンジする気持ちは私的には一番芽生えて欲しい部分だったのでとても嬉しいです。
ここまで読んでくださり本当にありがとうございました!
この記事があなたにとって情報の一つになれるととても嬉しいです。
すべてのママ、パパ、秒単位でお疲れ様です!
よかったらまた遊びに来てくださいね!
ごきげんな毎日が送れますように…
発達検査は田中ビネーではIQ87でしたが、WISC-V(ウィスク・ファイブ)はIQ76という数値でした。(受ける前に発達外来の先生にWISCは難しいから低めにでますよと念を押してくれていましたw)
ちなみに長男がもらったWISC-Vの資料に平均は90〜110と書いてありました。
とはいえ、地域の小学校ではWISC(ウイスク)が主流だそうで、小学校に提出するため長男には検査を頑張ってもらいました。
言語理解、視空間、流動性推理、ワーキングメモリー、処理速度が数値化されます。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
小学校で黒板を見てノートに書くなど毎日のことなので苦手なのか得意なのかなどもわかるようです。
地域の小学校での生活は、ほとんど学習する時間になるので、苦手なことがわかって先生に伝えられるツールとしていいなと思いました。
わかりやすい資料があれば長男に合わせた対応をしてもらえるのではと思い検査をしました。

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